脱!ビギナーのための自家調合

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「市販の薬品では希望する結果が得られない」
そう思った方にボクはまず、「もういちど基本を見直して」とアドバイスしたい。 なによりも既存のフィルムや印画紙や薬品をしっかり使いこなすことが第一なんである。
その上で「やっぱり物足りない」「狙った表現が出来ない」「要するに飽きた」という場合にはもう、自家調合へと進むしか有りませんね。
残念なことに日本で市販されている薬品の種類って少ないので、なんだかんだいって物足りなくなるのは仕方ないと思うんだよね。自家調合をするのは必然なんじゃないかなぁと思ったり。
と言うわけで、「脱!ビギナーのための自家調合」です。
「脱!ビギナー」シリーズで良いのかどうか微妙な内容だけど・・・

自家調合をするからには次のことに留意しよう

    1. 薬品の取り扱いには充分な注意を払う。いやもうトコトン気をつける
    2. 自分が何のために何をやっているのかを常に意識する
    3. 経験から新しい発見があったら情報を公開し、広く知識を共有出来るよう取りはからう

予備知識
自家調合に必要な道具 ~ たいして必要な物はありませんが
主な薬品と役割 ~ 処方に出てくる薬品の簡単な説明
薬品の溶解について ~ 溶解する順番には一定の決まりがあります
フィルム現像処方の基礎 ~ 大まかな構成と要素
印画紙現像処方の基礎 ~ 大まかな構成と要素

処方集
ボクが全部を試したワケじゃないです、さすがに・・・。

掲載の処方は複数のソースにあたりましたが、最終的にはページ下部でもご紹介しているアンチェル著「ダークルームクックブック」にて確認しています。 ソースにより相違があった場合は「ダークルームクックブック」を基準にしました。
掲載にあたり、無水炭酸ナトリウムは1水塩炭酸ナトリウムとして使用量を置き換えています。

Photographers’ Formulary ~ 海外サイトですので送料など結構かかりますが、日本国内で入手経路を持ってない場合は頼りになります。
森本化成 ~ 現状ではサイトから直接注文出来るわけではないですが、メールで問い合わせれば試薬の類は取り寄せて代引で送ってくれます。大抵の物が入手出来るはず。写真薬品の取扱いに前向きな希少なソースなので応援しよっと。

REFERENCE
Stephen G. Anchell 「The Darkroom Cookbook」
「ザ・ダークルームクックブック」。 黒白写真用薬品の自家調合でのバイブル的な一冊で、各薬品の働きや取扱いの注意点、多数の処方、テクニックなど、これ一冊あれば充分という盛りだくさんの内容。
問題は化学薬品の名前を日本語名に置き換えるのが化学オンチにはかなり難しいのと、入手の容易さが向こうとこっちでは違ってるみたいだって点。
このページの作成にあたっての参考文献ナンバーワンです。
自家調合に興味を持たれたら、真っ先に入手しましょう。

Jack’s Photographic and Chemistry Site
Ed Buffaloe’s Unblinking Eye

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